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UDON Violence

ひっそりとBLしています。

C95お疲れさまでした1

冬コミ(C95)お疲れさまでした。

今回は本当にえらいめこきました。
イベント自体は楽しく参加できたので何も問題なかったのですが、何がってもう、雪が………。
それと、空席の有無の関係でいつも使っている空港ではなかったことも後々えらい目ポイントになってしまいました。

出発前から飛行機が飛ぶかどうかも危ぶまれていたのですが、家を出るときはま雪はだ降ってませんでした。
しかし、空港につくとやや視界を遮られるくらいの雪が降っていました。
乗り込む飛行機は、東京から飛んでくる飛行機の折り返し運転になります。
つまり、その東京発の飛行機が到着しないと欠航になってしまうのです。
(着陸できない場合は伊丹空港に降りる)

もう、行くこともできないかもしれないな…
それならそれでまぁいいや…

と諦め半分に窓の外を見ていたら、急に視界が開けてきたのです。
結局10分遅れながら飛行機は無事着陸し、その飛行機で東京に発つことができました。

東京はまるで別世界のように晴れていていました。寒くなるという予想も外れて、意外なほど暖かいコミケになりました。

で、問題は帰りです。
行きの飛行機が伊丹に降ろされていたかもしれないことを考えると、帰りの便も伊丹に着陸するかもしれない。
伊丹に着いたところでどうすればいいんだ。
大阪か神戸に出て宿泊先を探さねばならんのか…運よく泊まるところが確保できたとして、空港においてある車を取りにいかねばならんし、そもそも車を動かせないほど雪が積もってたらどうにもならん…と、乗る前から暗澹たる気持ちになっていました。

欠航の知らせもなかったので早めに羽田空港に行くと、飛ぶかどうかは出発45分前に出される天候調査の結果次第、飛んだとしても着陸できるかは不明。着陸できなかったら羽田に帰るという条件付きのフライトになってしまいました。

伊丹でも嫌だなぁと思っていたのに、羽田て。

そして全国的な悪天候のせいによる機体調達の遅れで乗り込む前から10分遅延、さらに満員の乗客を全員乗せるのに15分ほど遅れての出発になりました。

帰りは気流と逆向きになる上に、この日は到着地に近づくほど雪雲が増えていき次第に機体の揺れがひどくなってきました。
飛行機だとさほど酔わないのですが(短時間だから)、ちょっと気持ち悪くなってきました。
かといって何もできることもありません。CAさんも「座席前の物入れにある紙袋をご利用ください」としか言えません。

早く着陸しないかなぁ…とぼんやり窓を見ていると、街の明かりが見えてきました。飛行機は軽く旋回し、着陸コースに入っていきます。足元から車輪が出てくる音がしました。(多分)

…あれ、飛行機上がってない?

CAさん「当機は着陸態勢に入りましたが、何らかの理由で再上昇しています」

再び車輪が機体に収納されていきます(多分な)
しばらくすると機長からのアナウンスが入りました。なんでも風のせいで着陸できなかったので、再度着陸をやり直すとのこと。その準備に15~20分程度かかるということでした。

20分待って着陸できなかったら、本当に羽田に帰ることになるのか…?

怖いよりなにより、本当にうんざり………。
気持ち悪さが引き続くのも辛かったですが、シートに拘束される時間が長引いたせいか首が痛くなってきました。

もう、伊丹でいいから降ろしてくれ!

とはいえ飛行機の乗員乗客は一蓮托生。自分だけ「パラシュートで降ります」とはいきません。

You have control!
任せたぞ機長!
まぁ最初から任せてるけど!
とやけくそ気味になりながらシートに身を沈めました。

結果、機長は素面で腕もよかったんでしょうか、少し横風を受けながらも無事着陸することができました。欧米だったら機内は拍手に包まれるのかもしれませんが、日本なので何もありません。もう疲れてたし…。なんだかんだで2時間近く遅れたし…。

それにまだ「車を運転して帰る」という関門があるのです。
道路状況はどうなっているのか不安に思いながら空港の外に出てみると、雪は降っておらず、積もってもいませんでした。

なんとか切り抜けたぜ…。


その時はそう思ったのです。

つづく
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